2022年ニュースリリース bet365 アプリ

ブラザー工業株式会社(社長：佐々木一郎)は、最新制御装置「CNC-D00」を搭載した小型複合bet365 アプリ機 SPEEDIO Mシリーズ 「M200Xd1」とSPEEDIO専用ローディングシステム 「BV7-870Ad」を9月1日に発売します。

当社は、小型CNC工作機械「タッピングセンター」を1985年に発売し、自動車、一般機械などの部品bet365 アプリにおいてお客様から高い支持をいただいてきました。
2013年にマシニングセンタ「SPEEDIO」にブランド名を変更し、同年に、ブラザー初の旋削機能を搭載した量産部品bet365 アプリ向けの小型複合bet365 アプリ機「M140X1」を発売、2016年にはbet365 アプリ能力を向上させた「M140X2」、2019年にローディングシステムの取り付けを可能とし、生産現場における省人化の要望に応えた「M200X3」を発売しました。Mシリーズは発売以来、旋削bet365 アプリとマシニングbet365 アプリが必要なワークを1台で工程集約することによる生産効率向上とお客様の設備投資費用の削減に貢献しています。今回、新たに発売する「M200Xd1」はM200X3の後継機で、新制御装置CNC-D00を搭載したモデルです。CNC-D00は、CPU能力を大幅に強化し、従来の制御装置の4倍の処理能力を誇ります。また、今まで22本だった工具を最大で28本搭載できる仕様をラインナップに追加しました。これにより、工具の交換の手間を削減することができ、省人化に貢献します。さらに、複合bet365 アプリに加え同時5軸bet365 アプリ^*1制御に対応した「M200Xd1-5AX」も発売します。M200Xd1-5AXは、工具に対しワークのbet365 アプリ表面が最適な向きになるよう5つの軸を同時に動かしbet365 アプリができます。

金属などを削ってbet365 アプリする方法には、穴あけ、フライスなど刃物(ツール)が回転し、固定したワークを削る「マシニングbet365 アプリ(ミーリングbet365 アプリ)」と、ろくろのようにワークが回転し、それに刃物をあてて削る「旋削bet365 アプリ(旋盤、ターニングbet365 アプリ)」があります。^*2 自動車部品や二輪車部品、一般機器の部品は、丸い形状のワークも多く、旋盤bet365 アプリ機とマシニングbet365 アプリ機が使用されています。

複合bet365 アプリ機は旋削bet365 アプリ機からマシニングbet365 アプリ機へのワークの付け替えが不要になり、ハンドリング時間を削減できます。またbet365 アプリ機を2台用意する必要がなくなるため、設備投資額と機械設置面積を抑えることも可能です。品質面では、ワンチャッキング^*3で旋削工程とマシニング工程を行うため、次の工程の機械への載せ替えに伴う位置精度の誤差が発生せず、bet365 アプリ精度が向上します。このように、工程集約をすることで、多くのメリットを生み出します。

工程集約とハンドリング時間の削減

タッチパネル式15インチ液晶を搭載し、直観的な操作性を実現しました。さらに、すべての操作の起点となるホーム画面を新設、使用頻度の高い情報を集約化し、消費電力や稼働率など生産に関わる情報を見える化するサポートアプリを搭載するなど、インターフェースを使いやすいものにしました。また、評価の高かった従来の画面構成を引き継ぐことで、以前と変わらない操作も可能です。また、電卓機能や、取扱説明書などのPDFファイルが参照できるファイルビューアなどの便利ツールも搭載し、作業効率の向上に貢献します。

ローディングシステムは、工作機械にbet365 アプリする部品を、自動で搬送・供給できるオプション装置です。BV7-870Adは、SPEEDIO専用設計かつ4軸の構造とすることで、動きもシンプルで、ティーチングが簡単にできます。また、機能がシンプルなため構成部品も少ないのも特長です。

BV7-870Adは、コンパクトなサイズで、SPEEDIO本体と一体にし、アームの中にモーター、配線、配管などをコンパクトに収めることで、省スペース化を実現しました。また、工場の設備のレイアウトに合わせ、機械側面の右手/左手どちら側に取り付けることも可能です。
bet365 アプリ部品の着脱を側面から行い、BV7-870Adを制御するコントローラーもSPEEDIO本体背面の制御盤内に内蔵されているため、機械前面がフリーエリアとなり、従来通りのオペレーションができます。

コンパクトで場所を取らない本装置

M200Xd1は、工場における急速な省人化需要の増加に対応するSPEEDIO専用オプションのbet365 アプリBV7-870Adの取り付けが可能です。

旋削bet365 アプリとマシニングbet365 アプリを各々の機械で実施し、省人化のために機械間にロボットを設置する場合、立ち上げ工数が大きくなります。さらに、ロボットの設置面積のために一定以上の場所が必要となります。BV7-870AdをM200Xd1に取り付けた場合、一度の作業で旋削bet365 アプリとマシニングbet365 アプリができることから、立ち上げ工数が削減できます。さらにBV7-870Adは、機械側面に一体で設置されるため、省スペース化も実現します。他にもS300Xd1/S500Xd1にも取り付け可能です。

小型複合bet365 アプリ機Mシリーズにローディングシステムの搭載による「工程集約＋省人化」の例