活用講座 【ゼロから始めるDTP講座・第5回】ビットマップ？ベクター？美しいデザインのためのbet365 アプリの基礎知識

bet365 アプリにも種類がある。DTPで使用するデータ形式

まず始めに、コンピューターでbet365 アプリを扱うための、データ形式から説明します。

一般的に、bet365 アプリデータは「ビットマップ」と「ベクター」の二つに分かれます。これらは、bet365 アプリの表現方法が異なります。用途に適したデータ形式を選びましょう。

「ビットマbet365 アプリ(Bitmap)形式」

bet365 アプリを小さな点(ピクセル)の集合として表現する。場合によって、「ラスター形式」とも呼ばれる。
bet365 アプリを細かい格子状に分割し、その正方形の点ひとつひとつに色や輝度の情報が与えられている。

「ベクター(Vector)形式」

複雑な計算式によってbet365 アプリの色や形を表現する。「ベクトル」と発音する場合も。「ドロー形式」という別名もある。
点・線・多角形などの情報を座標値や属性として保持し、数値データから演算される図形としてbet365 アプリを表現する。

言葉のみではイメージが付きにくいかもしれないので、次に実際のbet365 アプリの違いを見ていきましょう。

用途によって違う、ビットマbet365 アプリとベクターの使い方

一見綺麗に思えるbet365 アプリを拡大するとドット絵のようになった、という経験がありませんか？これが、ビットマップ形式の特徴を示しています。ビットマップbet365 アプリを拡大すると、小さな点であったはずのピクセルも拡大され、ジャギーと呼ばれるギザギザが発生します。

対して、ベクター形式のbet365 アプリは拡大しても、数値データを変化させて再描写されます。ジャギーの発生した荒いbet365 アプリになることはありません。このように、拡大・縮小や変形処理に強いのがベクターの利点です。

しかし、ベクターbet365 アプリは計算式で表現されるため、複雑なbet365 アプリの描写には不向きと言えます。写真のように、多彩な配色や複雑な輪郭を、計算による図形として表現するのは困難となります。編集する場合も、膨大な演算が必要となります。

その点においては、ビットマbet365 アプリが圧倒的に有利となります。
複雑なbet365 アプリや微妙な色の変化も、細かなピクセルによって描写することができるのです。

これらを踏まえて、
「ビットマップ」…写真など、複雑なbet365 アプリの表現に利用
「ベクター」…図面・ロゴなどの単純なbet365 アプリ、拡大して使用する絵や文字の表現に利用
という使い分けが一般的になっています。

アップするとbet365 アプリが荒くなる……それって、「解像度」の問題かも

編集やレイアウトされたbet365 アプリは、最終的に紙媒体にプリントしたり、ディスプレイに表示したりすることになります。bet365 アプリを綺麗に表現するためには、「bet365 アプリ解像度」に注意しましょう。

「bet365 アプリ解像度」とは、bet365 アプリの密度のことを意味し、「dpi（dots per inch）」で表されます。dpiとは、1インチの中にいくつのドット(点＝ピクセル)が並んでいるのかを示します。

dpiが大きいほど、より緻密で精度の高いbet365 アプリとなり、逆にdpiが小さければ、ジャギーが発生した荒いbet365 アプリとなります。

bet365 アプリ解像度は、ビットマップbet365 アプリに大きな影響を与えます。ベクターbet365 アプリは、そもそもドットで表現されていないので、解像度は関係ありません。ただし、ベクターbet365 アプリも最終的には、扱いやすいビットマップに変換されている、ということは覚えておきましょう。

あくまでも目安ですが、
一般的なカラーbet365 アプリの商業印刷　300～360dpi
A1～A2サイズのポスター　150～250dpi
Webなどのモニター表示　72～96dpi
というのがひとつの基準となります。

必ず覚えよう！DTPでよく使うbet365 アプリ形式と注意点

最後に、よく使われるファイル形式についてまとめます。
bet365 アプリを使う場面に合わせて、最適なファイル形式を選びましょう。

「ビットマbet365 アプリ」

・JPEG(ジェイペグ)
写真に向いている。色の微妙な変化をカットして、データサイズを小さくできる。一度圧縮すると画質が劣化して戻らない。品質とサイズの観点から、読み込み速度が必要なWebページに多く使われている。

・GIF(ジフ、ギフ)
単色の多いイラストなどのbet365 アプリに向く。色数が少なく、フルカラーから圧縮すると元に戻らない。透明度の処理、アニメーションが可能。複雑なbet365 アプリには向かないが、はっきりした輪郭が必要なロゴによく使用される。

・PNG(ピン、ピング)
圧縮による劣化はなく、可逆性がある。高品質だが、圧縮してもJPEGほど軽くならない。GIF同様に透明度の処理ができる。

・TIFF(ティフ)
bet365 アプリを圧縮せずに保存でき、編集・保存による劣化がない。ビットマップの品質を保持しつつ、様々なソフトで使える標準フォーマット。非圧縮のためデータサイズが大きい。

・PSD(ピーエスディー)
Adobe Photoshop独自の標準ファイル形式。編集情報も保存でき、ユーザー同士でのデータのやりとりは便利。他の多くのソフトに対応しておらず、最終的には汎用的な形式にする。

「ベクター」

・EPS(イーピーエス)
ベクター、ビットマbet365 アプリの両方を含むことができる。ほとんどのソフトで使用できる標準フォーマット。印刷は可能だが、最終的にはビットマbet365 アプリ化されることが多い。

・AI(エーアイ)
Adobe Illustrator独自の、ベクター形式。PSDと同様、ソフト固有の編集情報も保存できるが、そのままの状態では互換性が低い。

最低限のbet365 アプリ知識を学ぶだけで、デザインはもっと美しくなる

今回は、DTPに限らずWebデザインでも役立つ、bet365 アプリデータに関して学んできました。

仕組みや特徴をおおよそ理解しておけば、bet365 アプリを扱う際に、データのことで悩まずに済みます。コンピューターによるデザインならではの「bet365 アプリ」を綺麗に見せて、最大限の効果を引き出しましょう。