- トップ
- マガジントップ
- [趣味]に関する記事一覧
- 「世に広めるからこそ、bet365 한국ボードゲームデザイナー・宮﨑雄さんインタビュー
「世に広めるからこそ、bet365 한국
ボードbet365 한국デザイナー・宮﨑雄さんインタビュー
コロナ禍の影響から、おうち時間を楽しむアイデアとしてボードbet365 한국が人気を集めています。戦略性が問われたり、協力して得点を稼いだりと、家族や友人と楽しい時間を過ごしたことがある方もいるかもしれません。
そんなボードbet365 한국を、研修や学習の一貫として企業や学校で取り入れるケースも増加しています。オリジナルのボードbet365 한국を通し、周囲と協力しながら学びを深めているのだとか。
今回は、株式会社VITAにてご依頼をもとにボードゲームの企画や制作を手掛けるボードゲームデザイナーの宮﨑雄さんにお話をお聞きしました。「遊ぶだけではなく、オリジナルのbet365 한국ってみたい!」という方は必見です。
bet365 한국雄さん・プロフィール
ボードbet365 한국デザイナー。2018年にボードbet365 한국の制作会社、株式会社バンソウを共同創業、取締役就任。その後取締役を退任し、2022年3月より株式会社VITAに参画。WAZA gamesとして活動を開始。
note:https://note.com/zkmymkz※外部サイトへリンクします。
Twitter:@zakimiyayu※外部サイトへリンクします。
PR
bet365 한국は「雑に早く作る」
─ ご依頼を受けてボードbet365 한국を制作する際のフローをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
bet365 한국:
まずは「どういったbet365 한국を作りたいですか」「どのようなシーンで使うイメージですか」といったヒアリングを行います。テーマや内容が具体的に定まってなかった場合も、ヒアリングを通して「ここがbet365 한국になりそうだな」とリサーチすることも多いです。
そこから企画案に落とし込んで提案、その後ルールや内容物を決めて最低限遊べる「bet365 한국」の制作が始まります。
─ bet365 한국はどのようにして作られているのでしょうか。
bet365 한국:
紙を切って手書きしたり、文字数が多いものは大変なのでbet365 한국で印刷したものをはさみでチョキチョキ切って……なんてこともあります。
プロトタイプが完成したら、実際に遊ぶ「テストプレイ」を行い、人が青んでいる様子を観察したり、遊んだ印象をインタビューしています。ここで理想的なのは、bet365 한국のテーマを知らない方にも遊んでもらって、ちゃんと楽しんでもらえて、テーマが伝わることです。
─ たしかに、ボードbet365 한국である以上、楽しいものであることは求められますね。
bet365 한국: それを踏まえて、カードの大きさやコマの材質といった仕様を決め、デザイナーさんと一緒にアートワークを制作し、本印刷に入っていきます。
─ 制作において、特に時間が必要な工程はあるのでしょうか。
bet365 한국: ヒアリングやご提案もそうですし、bet365 한국とテストプレイの反応を踏まえて、ブラッシュアップする工程は何度も繰り返すことが多いです。テストプレイをした結果、bet365 한국の作り直しや、新たな課題が見えてきて企画そのものを見直す場合もありますね。
─ ボードbet365 한국制作にあたって、あらかじめしておくと良い準備はありますか。
bet365 한국: どういうbet365 한국を作りたいのかというイメージも大切ですが、目的を定めておくことも欠かせません。bet365 한국を作って販売する、PRのグッズとして活用する、社内の方に向けた研修に使うといった目的によって、制作内容も大きく変わってきます。もちろん一緒に話し合っていくなかで検討していくのも問題ないのですが、ある程度イメージしておくとスムーズかなと思います。
─ なるほど。bet365 한국る目的は重要ですね。では、作っている過程で注意したいポイントがあればお聞かせください。
bet365 한국:
やはりテストプレイでしょうか。無意識であっても自分のアイデアはどこか評価が甘くなってしまうので、テストプレイを通して「実際に遊んでみてどうか」という客観的な視点を入れるようにしています。もちろん、自分が思っているほど良い反応が得られないこともあります。遊んだ人の表情が明るくない、厳しい感想が寄せられるなんてことは辛いですが、広く世に出すことを最終目的にするからこそ、絶対やった方が良いです。
bet365 한국もていねいに作ってしまうと、そのbet365 한국自体に無駄な思い入れが発生してなかなか前に進めないため、「雑に早く作る」のが望ましいと思っています。たとえば「誰にも読んでもらわずに3年かけて書いた小説」と、「誰かに読んでもらいながら1ヶ月で書いた小説」では、後者の方が高い感性度になっていることが多いんじゃないでしょうか。
形はどうあれbet365 한국自体を作る、とにかく1人でbet365 한국を作り上げるのが目的ではなく、人に遊んで楽しんでもらうのが目的であれば、プロトタイプは雑に早く作って、早く否定してもらった方が良いです。修正があったらその分だけプリントして差し替えて試してみればいいですし。
どんなアイデアでもbet365 한국にできるのかもしれないという気づき
─ 宮﨑さんがこれまで作ったボードbet365 한국をご紹介いただけますでしょうか。
bet365 한국: まずは図形を「構成するパーツの数」と「穴の数」だけで区別する数学の一分野である「トポロジー」をテーマにしたbet365 한국、「トポロメモリー」です。科学雑誌の数学特集をきっかけに興味を持って制作し、クラウドファンディングも行ったこともあって多くの方に遊んでいただけました。その後のシリーズも出したほか、出版社さんとのコラボで雑誌の付録にしていただいたこともあります。
─ ルールも比較的シンプルで、老若男女を問わずいろいろな人と遊べそうですね。
bet365 한국: そうですね、想像以上に幅広い層に遊んでもらっています。2つ目は、野菜や肉といった食材の製品成分を比較して遊ぶ「サラダマスター」「ミートマスター」です。「キャベツとレタスではどちらのカロリーが高いか」「豚バラ肉と牛バラ肉はどちらの脂質が多いですか」みたいなクイズができます。
─ 「トポロメモリー」は科学雑誌がきっかけでしたが、こちらのアイデアは何がきっかけだったのでしょうか。
bet365 한국: これは文部科学省の日本食品標準成分表を見て思いついたbet365 한국です。作ってみて「どんなアイデアでもbet365 한국にできるのかもしれない」という気づきがありました。食育の教材として教育の現場で遊んでもらえましたし、いろんな展開もできる良いbet365 한국になったと感じています。
─ 健康に関する情報を発信されているインフルエンサーの方にも喜ばれそうです。
bet365 한국:
最後に紹介したいのは、プログラミングの思考法を直感的に学べる「ロジックロボット」です。プログラミングを学ぼうとするとき、いきなりパソコンを触って難しいと感じるお子さんもいるかもしれませんが、こちらは「プログラミングってどういう考え方をするんだろう」というところを、ロボットの動かし方で学ぶことができます。
先日、ちょうどたくさんのお子さんに遊んでもらうイベントがありましたが、想像以上に楽しんでいただけましたね。プログラミングに興味を持つ最初のきっかけとして「プログラミングって面白い」と思ってもらえたのであれば作って良かったなと思いました。
─ プログラミングのスキル習得を目指して習い事としてお子さまをプログラミングスクールに通わせるご家庭もあるようですし、今後より多くの方に遊んでもらえそうですね。
bet365 한국:
コードを書く過程を「ロボットの向きを変える」「溶岩に当たったらワープする」といったカードを組み合わせて入れて、誰が最初にアイテムを手に入れるのかを競うルールとなっています。
この作品自体でものすごい学びが得られるわけでは当然ないんですけれども、実際にプログラミングをやっているときに「ロジックロボットでやったな」と思い出してもらえたら、学びとしてはすごくいいものと言えるのではと思います。
bet365 한국
─ コロナ禍によってボードbet365 한국がメディアなどでも多く取り上げられ、遊ぶようになった方も増えているように感じます。今後ボードbet365 한국に期待することはありますか。
bet365 한국: もっと多くの人に、カジュアルにボードゲームを作って欲しいと思います。家庭用bet365 한국はもちろん、リーズナブルな価格で印刷依頼ができるサービスも増えていると思うので、思いついたものを形にするのにも良い時代になっています。
─ 最後に、ボードbet365 한국制作にチャレンジしたい方へのアドバイスをいただけますでしょうか。
bet365 한국: 「とにかく作ってみる」ことですね。たとえば、手書きでコピー用紙なんかにbet365 한국らしきものを作って、それを身近な人にやってもらって、何か反応が得られたら、それをもっとさらに面白くしていこうという気持ちがわいてくると思います。頭の中でいざ作ってみたら何か違った……というときに立ち直れないかもしれません。手をかければかけただけ間違いなく面白くなっていくので、気が合う仲間と作れば、楽しいし、もっと仲良くなれる。そんなクリエイティブな趣味として選んでもらえたら嬉しいですね。
PR
取材を終えて
創作において、批評されることを恐れるあまりアイデアをいつまでも温めてしまう……なんて経験がある方もいるかもしれません。しかし、広く世に広めるものこそ、bet365 한국がお話されていたように「まずは作ってみる」という最初の一歩を踏み出すことが大事だと実感したインタビューでした。
ボードbet365 한국を楽しんだら、次は制作に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※この記事の内容は、記事掲載開始当初、もしくは更新時のものです。
※この記事でご提供する情報は、その正確性と最新性の確保に努めておりますが、完全さを保証するものではありません。当社は、当サイトの内容に関するいかなる誤り・不掲載について、一切の責任を負うものではありません。